Solution / Composable CDP

コンポーザブルCDP
(Composable CDP)

オールインワンから、組み合わせ自由へ。
CCDPで、データ活用の未来をデザインする

コンポーザブルCDP

CDPからCCDPへ

従来のCDPが直面する課題

01

ストレージとデータの所有権:従来のCDPでは、ベンダーがデータストレージの場所を決定するため、法規制に準拠できない場合があります。

02

不完全なデータ:従来のCDPは、イベントやクリックストリームデータ収集に重点を置いているため、追加の1stパーティデータを顧客プロファイルとマージすることが難しいと言われています。

03

データサイロの限界:従来のCDPは、データソースへのアクセスが制限されており、主に事前構築済みのコネクタを介して行われます。

04

価値実現までの時間と追加コスト:従来のCDPは、導入と展開に時間がかかり、包括的な統合が必要です。また、ストレージコストやアップグレードなどの追加コストが発生する可能性があります。

05

柔軟性の欠如:パッケージ型CDPは、ルール(データモデル)に従う必要があるため、常にそれに合わせなくてはならない部分があり、柔軟性に欠けるという課題がありました。

06

DWHデータウェアハウス)との同期問題:データ構造の変更や項目追加などがあるたびに、CDP側でもAPI開発や設定が必要となり、同期作業が大きな課題となっています。

CCDPへのスムーズな移行とデータの最大活用をサポートします

柔軟性とカスタマイズ性

企業のニーズに合わせて最適なツールを自由に組み合わせることができます。これにより、ビジネス要件に合わせたカスタマイズが可能となり、不要な機能にコストをかける必要がなくなります。また、モジュール式のアプローチにより、機能の追加や交換も容易で、変化するビジネス環境に柔軟に対応できます。

既存のデータ基盤の活用

既存のデータウェアハウス(DWH)などのデータ基盤にあるデータを活用します。これにより、データのサイロ化を防ぎ、一元的な顧客データの管理と活用を実現します。また、データの追加や変更にも柔軟に対応でき、常に最新の情報を活用したマーケティング施策を展開できます。

コスト効率の向上

CCDPは、利用する機能とデータ量に応じた柔軟な料金体系を提供します。必要な機能のみにコストをかけることができるため、無駄なコストを削減し、費用対効果の高いデータ活用を実現できます 。ストレージコストを削減し、データ処理のパフォーマンスを向上させることができます。

高度なマーケティングコミュニケーション

顧客の行動や好みに基づいて、最適なメッセージを最適なタイミングで提供することで、顧客とのエンゲージメントを深めますAI支援によるインサイトを通じて分析結果を広告プラットフォームに統合することで、顧客とのパーソナライズされたコミュニケーション体験を可能にします。

Vpon CCDP

柔軟な選択が可能なワンストップ・プラットフォーム

Vpon が提供する CCDP ソリューションは企業のデジタルトランスフォーメーションの各段階に応じたモジュール型のフレームワークを構築しており、データ収集、データ分析、AI 活用まで、それぞれのステップに対応したツールモジュールを提供しています。これにより、CCDP の導入・構築が企業のデジタル変革の取り組みを確実に支援できるようになっています。

CDP と CCDP 比較表

パッケージ型CDP(従来型)コンポーザブルCDP(柔軟型)
データ保存場所ベンダーに依存
法規制への準拠が不十分な場合あり
選択可能
法規制・地域要件に柔軟対応可能
データアクセス性限定的
ベンダーが提供する方法に依存
高い自由度
データソースに直接アクセス可能
法令遵守性ベンダーの更新頻度に依存柔軟に対応
新たな法規制にもスピーディに対応
プライバシー保護ベンダーのポリシーに準拠が必要柔軟な対応
自社方針や地域要件に応じて調整可能
データ管理と共有ベンダー主導
透明性に欠ける可能性あり
自社で完全に制御可能
透明性のあるガバナンスポリシーを構築可能
拡張アプリケーション連携比較的制限あり
即時利用可能なツール中心
高い拡張性
AIや他アプリとの連携にも対応
構築スピード時間がかかる傾向
完全導入後に全体効果が発揮される
迅速に構築可能
必要なモジュールだけを選んでスピーディーに段階導入可能
導入コスト比較的高いコスト効率良好
スモールスタートで段階拡張も可能
パッケージ型CDP(従来型)
コンポーザブルCDP(柔軟型)
データ保存場所

ベンダーに依存
法規制への準拠が不十分な場合あり

選択可能
法規制・地域要件に柔軟対応可能

データアクセス性

限定的
ベンダーが提供する方法に依存

高い自由度
データソースに直接アクセス可能

法令遵守性

ベンダーの更新頻度に依存

柔軟に対応
新たな法規制にもスピーディに対応

プライバシー保護

ベンダーのポリシーに準拠が必要

柔軟な対応
自社方針や地域要件に応じて調整可能

データ管理と共有

ベンダー主導
透明性に欠ける可能性あり

自社で完全に制御可能
透明性のあるガバナンスポリシーを構築可能

拡張アプリケーション連携

比較的制限あり
即時利用可能なツール中心

高い拡張性
AIや他アプリとの連携にも対応

構築スピード

時間がかかる傾向
完全導入後に全体効果が発揮される

迅速に構築可能
必要なモジュールだけを選んでスピーディーに段階導入可能

導入コスト

比較的高い

コスト効率良好
スモールスタートで段階拡張も可能

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コンポーザブルCDPは、企業のニーズに合わせて柔軟に活用できる新しい選択肢です。業務の課題を解決し、既存のデータシステムと最新のツールをつなぐことで、データを簡単且つ効率的に活用できるようにします。

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