〜独自酵母の発見と発酵技術を活用した新規事業創造〜
シリーズ第七弾のゲストは株式会社 福光屋の福光 太一郎氏!
-
対談の概要
福光屋は創業400年の歴史を誇る老舗酒蔵で、現在も変わらず同じ場所で日本酒を製造しており、特に米と米麹だけを使った純米酒作りの技術に磨きをかけています。最近では、独自の発酵技術を活かし、甘酒や調味料、さらにアルコールを生成しない独自酵母を用いたスキンケア製品の開発も行っています。
福光屋は、日本に古くから伝わる発酵技術を活用しつつ、海外需要の開拓にも積極的に取り組んでいます。日本酒の海外輸出の大きな課題は、パートナー探しや品質維持の難しさであると同時に、日本酒自体を知らない人がまだ多く、日本酒の認知度向上のために大胆なプロモーションの提案もされています。また、酒蔵ツーリズムの可能性についても触れ、「日本のものづくりの底力は絶対に海外で評価される」との強い意気込みを語っています。
今回の特別対談は、日本の発酵技術の素晴らしさを再認識するとともに、海外需要のポテンシャルについても大きな可能性を感じる内容となっています。
-
登壇者プロフィール
福光 太一郎(ふくみつ たいちろう)
株式会社 福光屋 専務取締役
1978年、株式会社 福光屋の14代目として石川県金沢市に生まれる。大学を卒業後、ニューヨークへ。帰国後は東京にて不動産開発会社へ入社。新しくビジネスホテルをチェーン展開するプロジェクトに参加するも、リーマンショックが起こり計画が中断。その後、アパレルメーカーに転職し、WEBマーケティング従事した後、2010年7月に株式会社 福光屋へ入社。同年8月に取締役就任。2012年8月より現職。日本酒事業のみならず、スキンケアや機能性のある食品事業の拡大に取組中。2019年には金沢の文化を次代へ継承するべく、次世代旦那衆育成団体である、NPO法人文化都市金沢構想を立ち上げる。
篠原 好孝(しのはら よしたか)
Vpon JAPAN株式会社 代表取締役社長/クールジャパンDXサミットオーガナイザー
学習院大学卒、LVMH ルイヴィトンを経て、26歳で起業。
WEBマーケティング事業や業務改善コンサル事業などを展開する傍ら、外資系の日本事業開発を経験。
2014年Vpon JAPAN株式会社を設立、代表取締役社長に就任、クールジャパンDX支援に特化し、インバウンド向けでは日本政府開発観光局(JNTO)や、大阪観光局、JR東日本企画など複数の戦略的パートナーシップを主導。
2019年Vpon Holdingsの設立からグループの共同代表を兼務、2020年にクールジャパン機構から約22億円の資金調達を主導。クールジャパンのDXを官民上げて盛り上げるべく、クールジャパンDXサミットを主宰、「ニッポンのモノ・コト・ヒトで世界を元気に!データ&デジタルの力で世界にチャレンジできる社会をつくる」というゴールを掲げ日々活動している。
-
クールジャパンDXサミットオンラインについて
Vpon JAPANはデータとデジタルの力を駆使して、世界中に日本の文化、プロダクト、観光資源を紹介し、そのファンを増やし、最終的には日本への訪問を促進する取り組みを官民と協力して推進しています。また、この取り組みのムーブメントを醸成するために、年に1回『クールジャパンDXサミット』を開催しています。今年は12月に開催予定ですが、当日のイベントだけではなく、年間を通じてムーブメントを促進するため、12月の総本山に向けて定期的にオンライン特別対談を配信しております。
-
クールジャパンDXサミット2024開催概要
– 開催日:2024年12月9日(月)
- 開催方法:会場・オンライン同時開催
- 開催会場:八芳園(東京都港区白金台)
- 主催:クールジャパンDXサミット実行委員会
- 運営事務局:Vpon JAPAN株式会社
- オフィシャルサイト:https://www.cooljapan-dxsummit.com/
※オフィシャルサイトの情報は適宜更新されます。