【オンライン特別対談】真のデスティネーションマーケティングで世界水準のDMOへ ~体制、人材、財源…インバウンド獲得の司令塔へ待ったなしの変革を~ #CJDX2024

〜シリーズ第8弾のゲストはセントラルフロリダ大学 ローゼン・ホスピタリティ経営学部テニュア付准教授 原 忠之氏!〜

  • 対談の概要

若い頃から豊富な海外居住経験を持つ原氏は、エジプト赴任時に「観光が国を支える産業になり得る」と実感し、これが観光産業の変革を促す原体験になっているそうです。

世界最先端のアメリカのDMO(Destination Management Organization)ではホテル業界の専門家がDMOを運営し、地域経済に大きな経済効果をもたらす重要な役割を担っています。これらの事例を多数見てきた原氏は、DMOと観光協会のビジネスモデルの違い、DMOの人材育成戦略、財源のあり方について具体的な提言を行なっています。また、富裕層の視点から見た場合、日本ではまだ多くの宿泊プランが企画できる可能性についても言及しています。さらに、原氏は日本が得意とする優れたモデルを模倣・再現することの重要性や、富裕層向けプランを考える際には日本人の主観を捨てることの大切さについても触れています。今回の対談は、業界に関係なく多くの方に新たな視座をもたらす内容となっています。クールジャパンDXサミット2024 OKINAWAが6月6日(木)に開催される予定ですが、その予習としてもおすすめです。ぜひご視聴ください。

※「デスティネーションマーケティング」とは、旅行の目的地(デスティネーション)を商品として捉え、その商品(目的地)を観光客に買ってもらう(訪れてもらう)ためのマーケティング施策を指します。

※「DMO」とは、観光地域づくりを行なう法人組織、すなわち観光地域づくりの舵取り役として、マーケティングとマネジメントに取り組む組織のこと。

  • 登壇者プロフィール

原 忠之(はら ただゆき)

原 忠之(はら ただゆき)

 

東京都生まれ、上智大学法学部法律学科卒業。セントラルフロリダ大学 ローゼン・ホスピタリティ経営学部テニュア付准教授。 国連の専門3機関(ユネスコ統計局専門諮問委員、世界観光機構、民間航空機関)や観光庁長官諮問委員・観光統計委員、世界的なDMOの評価基準の検討有識者会議、内閣府地方創生カレッジ委員、文化庁文化政策調査アドバイザーなどを兼務。国内の大学、大学院でも客員教授を歴任。

篠原 好孝(しのはら よしたか)

篠原 好孝(しのはら よしたか)

Vpon JAPAN株式会社 代表取締役社長/クールジャパンDXサミットオーガナイザー

 

学習院大学卒、LVMH ルイヴィトンを経て、26歳で起業。
WEBマーケティング事業や業務改善コンサル事業などを展開する傍ら、外資系の日本事業開発を経験。
2014年Vpon JAPAN株式会社を設立、代表取締役社長に就任、クールジャパンDX支援に特化し、インバウンド向けでは日本政府開発観光局(JNTO)や、大阪観光局、JR東日本企画など複数の戦略的パートナーシップを主導。
2019年Vpon Holdingsの設立からグループの共同代表を兼務、2020年にクールジャパン機構から約22億円の資金調達を主導。クールジャパンのDXを官民上げて盛り上げるべく、クールジャパンDXサミットを主宰、「ニッポンのモノ・コト・ヒトで世界を元気に!データ&デジタルの力で世界にチャレンジできる社会をつくる」というゴールを掲げ日々活動している。

  • クールジャパンDXサミットオンラインについて

Vpon JAPANはデータとデジタルの力を駆使して、世界中に日本の文化、プロダクト、観光資源を紹介し、そのファンを増やし、最終的には日本への訪問を促進する取り組みを官民と協力して推進しています。また、この取り組みのムーブメントを醸成するために、年に1回『クールジャパンDXサミット』を開催しています。今年は12月に開催予定ですが、当日のイベントだけではなく、年間を通じてムーブメントを促進するため、12月の総本山に向けて定期的にオンライン特別対談を配信しております。

  • クールジャパンDXサミット2024開催概要

– 開催日:2024年12月9日(月)

  • 開催方法:会場・オンライン同時開催
  • 開催会場:八芳園(東京都港区白金台)
  • 主催:クールジャパンDXサミット実行委員会
  • 運営事務局:Vpon JAPAN株式会社
  • オフィシャルサイト:https://www.cooljapan-dxsummit.com/

※オフィシャルサイトの情報は適宜更新されます。