Vpon Big Data Groupの創業者兼CEOであるVictor Wuは、Common Wealth Magazineにおいて、元Google台湾のマネジメントディレクターのLee-Feng Chien氏と対談いたしました。7年かけて日本市場を開拓したVponの秘訣や、起業時の浮き沈みなどについて語っています。
1. 起業家の特徴 – 大胆であること
Lee-Feng Chien氏は、VponのCEO Victorを、Google本社から人材を引き抜いた台湾初の起業家であることから「大胆なリーダー」と表現しました。7年前、Vponがまだスタートアップだった頃、Victorはチームを率いて日本市場への参入を目指し、数々の困難に直面しました。撤退を考えたこともありましたが、Vpon JAPANのマネージャーのサムライスピリッツに励まされることもあり、勇気を持って投資を重ね、リスクを取る決断をした、と語っています。その積極性が、日本の大企業であるJRグループやJNTOから信頼を得て、当社の長期的な顧客となったといえます。
2. 日本市場開拓の秘訣 – 信頼の構築
日本市場は城のようなもので、守るのは簡単だが攻略するのは難しい。大切なのは、忍耐強く、信頼を築くことです。Vponの経験では、日本人では現地の顧客やパートナーとの信頼感を確立するには3年近くかかります。逆にそれができていればその関係は持続する、と話しました。
3. 日本のマネジメントスタイル – 敬意とサムライスピリット
日本の経営スタイルの核となるのは、”尊敬と信頼 “。日本のチームはよく私に「私を信じてください。これが日本のスタイルです!」とよく言っていました。日本のコミュニケーションは暗黙の了解であり、海外の人間がそれを使いこなすことはとてもに難しいと話しました。そのため、Victorは信頼できない男を選ぶことはないし、選んだ男を疑うこともない、そう語っています。
▍CommonWealth誌の記事全文(中国語):
https://www.cw.com.tw/article/5114412?template=transformers、