アジアビッグデータカンパニー Vpon JAPAN株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:篠原 好孝 以下、Vpon)は、2023年4月28日(金)、AIとビッグデータを活用して広告のデザイン、チューニング、配信を支援し、従来の広告デザインの約10倍のスピードを実現するAI広告作成システム「InVnity」をリリースしました。
「InVnity」はビッグデータを用いてターゲットの年齢、居住地、ライフスタイルを特定し、そのターゲットに適した広告デザインを生成し、キャンペーン開始後は、リアルタイムで効果を評価し、より適切なデザインに変更されます。 香港の清涼飲料水ブランド「Cockloft Brewery」は、「InVnity」を通じ、従来の枠組みを超えた多様な広告デザインを自動で生成し、ターゲットに対して適切な広告配信を迅速に行うことが可能となりました。
▲「InVnity」は、キーワードに応じた様々なスタイルのデザイン広告を作り出すことが可能となります。
【概要】
広告デザイン制作のスピードは約10倍の速さになり、従来の枠を越え、さまざまなクリエイティブスタイルの制作が実現可能に
毎月9億台以上のモバイル端末にリーチし、膨大な広告オーディエンスデータを保有するアジアのビッグデータ企業であるVponはこの度、AI広告作成システム「InVnity」をリリースしました。 「InVnity」は商品のターゲット層に応じた要件やキーワードを入力するだけで、多様且つ高品質の広告デザインを自動作成することができ、従来のプロセスに比べて約10倍の効率化を実現しました。
リアルな肖像画、コミックスタイル、ポートレート肖像画、リアルなシーンなど、オーディエンスに合わせたさまざまなアートスタイルを作成することができ、これまで制作に膨大なリソースや時間を必要としてきた歴史的シーンやSF、ファンタジーシーンなども短時間で作成することを可能としています。また、AIによる自動生成のみならず、自社の広告プラットフォームであるVponアドネットワーク経由の広告キャンペーンから得られた1st partyデータを活用し、ターゲットの好みに合わせ継続的なパフォーマンスの改善を行うことが可能となります。
▲「InVnity」はDreambooth機能により、過去や現在のあらゆるシーンで活用することができます。
AI自動解析の機能がさらに進化
VponグローバルソリューションディレクターであるFanko Yimは、「『InVnity』は、広告の結果を即時に学習し、素材が最適化するまでビッグデータ分析を使って改善し続けるAIシステムです」と述べています。「InVnity」によって、Vponは多様な広告デザインをより低コストでお客様に提供することができるようになり、デザイン制作の負担軽減やリソース不足などの問題を解消し、自由自在な広告デザイン環境を提供できます。
▲”InVnity “が他のAI作成ツールと異なる点は、デザイン細部(背景や衣装など)を部分的に変更できる「修正」(Inpainting)機能を備えています。
Vpon HoldingsのCOOであるArthur Chanは、「AIとビッグデータの組み合わせが広告業界の突破口につながることを期待しています。人工知能は急速に進化し続けており、今後もさまざまな形でビジネスに関わることになり、VponのAIによる革新は終わらないでしょう。そして次の目標は、”InVnity”を使って、各顧客に迅速かつ効果的に広告デザインを提供し、より革新的でパーソナライズされた方法で、各顧客にブランドメッセージを届けることです」と述べています。